イメージを形にするために
どんなイメージ、どんなコンセプトをもとに筆文字が必要なのか。
作品だったら、どんな場所になぜ必要なのか。
最初の打ち合わせで、そんなお話を伺います。
その上で、具体的な書体、書風のお話をします。
画像でご提供、作品でご提供
画像でご提供する場合、墨の色や線質の全てが画像では映せないことをご理解して頂いた上でのご提供になることをご依頼の方にお話します。
作品でご提供すれば、線質や墨の変化も楽しんでいただけます。
画像で提供する場合、出来るだけ墨の変化がないようにして、画像で表現できる限りの工夫をしますが、作品で提供する場合は、線質や墨の変化、紙の質感をも楽しんでいただけるように、あらゆる可能性の中から、ご希望のイメージを再現できる最も上質なものを選択するようにしています。
大切なことは
全ては、質だと思います。
書道の墨の質を知っていようと知って否かろうと、見てとれる人にはわかるものです。
線質は感じ取れる人にしか、わからないと、言われることが多いようですが、実は、線質を感じ取っていると自覚していないだけで、ほとんどの人は、わかっているように思います。
それが、見て飽きるか、飽きないかということ。
書作品や筆文字で本当に良いものは、ずっと見ていられる。見ていて飽きないということ。飽きがこないことが、線質の良し悪しと繋がっているのです。
表面的な字形や強弱をつけて上っ面を磨いても、何の意味もない。
本当に大切にしていることは、線質です。
それは、表面をいくら磨いても、書けないからです。
書家が人格を磨けと言われて修練を続ける理由は、ここにあるんだと思います。

